>>こども食堂に取り組む学生の会ユリイカ
この団体とは?
こども食堂に取り組む学生の会ユリイカは現在、鳥取県内の学生20名で活動しています。活動内容としては、鳥取市内のこども食堂で学習支援や子どもたちの日々の様子を聞くことをしています。また、時には学生による企画も運営しています。

団体を結成した目的・経緯を教えてください

ユリイカは2019年2月に、鳥取大学・鳥取環境大学・鳥取短期大学・鳥取医療看護専門学校の学生によって結成されました。
それ以前から、こども食堂の活動に関心のある学生は各自で食堂へボランティア活動として参加していましたが、
個人では「継続して参加できない」「参加できる食堂が限られる」「食堂に関する情報の共有が難しい」などの課題もありました。
そこでこども食堂に関わる学生の会の設立の必要性が考えられるようになり、結成へとつながりました。
今は、家庭でも学校でもない「第三の居場所づくり」を目的として活動しています

団体が大事にしていること・モットーを教えてください

「やりたいときに、やりたいようにする」をモットーにしています。
まず、食堂の利用者さん(年齢問わない)に対しては「その人のやりたいことを尊重する」という向き合い方を大切にしています。
さらに、ユリイカに所属する学生自身にも「やりたい時に、やりたいように」活動してもらうようにしています
無理をせず、楽しみながら活動してもらうことで食堂が学生にとっても『居場所』となることを期待するからです。
これらは「ありのままの“あなた”を受け入れる場所」という『居場所』のあり方にもつながると考えています。

活動で印象に残っているエピソードを教えてください

食堂で初めてお会いした時はなかなか笑わないようなお母さんや子どもが、
何度も食堂に足を運んでくださるにつれて笑顔を見せてくれたり、色々な話をしてくれるようになった時は、
心を開いてもらったことを実感して嬉しくなりました。
また、食堂利用者の方の勤務先に客として顔を出したり、休日にいっしょに遊んだりするなど、
食堂での出会いから学生と地域の方との新たなつながりも生まれています。


今後の計画や目標、団体としてのゴールを教えてください

団体メンバー増加に伴いこの秋から団体内を4つの部門に分けました。
今後は部門ごとに
「学生主体の食堂の開催」「学生スタッフのスムーズな派遣」「情報発信」「地域食堂ネットワーク外との連携」を
進めていきたいと考えています。
特に、「学生主体の食堂の開催」に関しては、2021年に入ってから目標として掲げながら活動をしていたのですが、
ついに11月末にその食堂がプレオープンを迎えました
ここでは学生だけではなく、地域の福祉事業に関わる団体等と連携しながら、
相談支援型のこども食堂を定期的に開催していく予定です

鳥取県内外の大学生、地域の方々へのメッセージ

学生主体こども食堂を11月30日より開設するため、もっとこども食堂や地域食堂に興味がある学生を集めたいです。
学校学部学年は問いません。
子どもと遊びたい!食堂の運営を見てみたい!勉強を教えてみたい!
といった想いを持っている方、ぜひご連絡お待ちしております!
また、ユリイカメンバーだけでなく、こども食堂地域食堂の利用者さん向けのレクリエーションや
何かしらのイベントなど、食堂(+ユリイカ)とコラボしてくれる団体さんやその企画、お待ちしております




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